脳出血






脳出血とは、脳の中に起きた出血によって
脳組織に障害が起きる病気です。

脳出血は「脳内出血」と「くも膜下出血」の2つに分かれます。



脳内出血とくも膜下出血

◆脳内出血
細小動脈が破損して出血が起こり、血腫ができる状態を指します。

◆くも膜下出血
くも膜(外側の層)と軟膜(内側の層)の間に出血が起こる症状をくも膜下出血と言います。


これらの症状は硬膜下血腫や硬膜外血腫が引き起こされることもあり、
更に重大な症状が出ることもあります。

脳出血の場所

・大脳・・・85%
・小脳・・・10%
・脳橋・・・ 5%

脳内出血の原因

・高血圧(脳内出血全体の70%)
・白血病
・外傷
・腫瘍内出血
・脳動静脈奇形
・脳動脈瘤など


興奮した時や寒い時期に多い症状です。

症状は?

・失禁
・手足のしびれ
・意識障害
・嘔吐
・めまい
・頭痛
・言語障害
・半身麻痺
・昏睡状態


症状が重い場合には、死に至るケースもあります。
また、麻痺や言語障害は合併症によるものです。
「誤飲性肺炎」や「消化管出血」が見られることもあります。

脳出血は比較的、日中に起こりやすい疾患です。
(朝の7時または夕方の5時頃に多いとされています。)

上記のような症状が出たら、状態の良好関係なくすぐに救急車を呼んで治療を行いましょう。



Copyright(C) 2011 手足のしびれの原因となる19の病気 Allrights reserved.