手足のしびれのサイトです





手足の痺れの原因となる病気19種と
その症状・治療法・予防法などについて
詳しく解説しています。
(脳梗塞・脳出血・ヘルニア・パニック障害・過換気・食中毒など)



手根管症候群

まず、主な症状として小指の半分以外にしびれが出ます。
この為、指先の細かな作業が困難になります。
また、夜眠っていても痛みで目が覚めたり、朝起床した時に最も痛みが強くなります。

しかし、これらの症状は手を振ったり指を動かす運動をすると症状が軽くなります。
また、多いケースで「我慢を続ける」うちに症状が軽くなりそのままにしてしまう方がいるのですが、
ここまでくると手術の可能性が高くなりますので、早期の病院受診と治療が必要です。

※自己診断はやめましょう。


⇒手根管症候群

糖尿病性ニューロパチー

糖尿病性ニューロパチーにおいて最も多く見られるのが以下のような症状です。

◆「多発ニューロパチー」による症状
・下半身のしびれ、痛み、感覚異常

この症状が進行すると、
・膀胱障害
・ED
・便秘または下痢
・発汗障害
・起立性低血圧症

これらの症状が見られるようになります。


◆「単ニューロパチー」(単一の末梢神経にのみ障害が起きる)による症状
・糖尿病性筋萎縮症
筋萎縮の症状です。

・滑車神経麻痺
・外転神経麻痺
・顔面神経麻痺
・動眼神経麻痺

脳神経の麻痺症状です。


⇒糖尿病性ニューロパチー

脳梗塞(脳血栓・脳塞栓)

脳の動脈が血栓もしくは脂肪の塊・血液の凝固塊で詰まり、
酸素や栄養が送られなくなって起きる症状です。

血栓が詰まったら「脳血栓」
脂肪の塊もしくは血液の凝固塊が詰まったら「脳塞栓」

このように分類されています。


⇒脳梗塞(脳血栓・脳塞栓)

脳出血

◆脳内出血
細小動脈が破損して出血が起こり、血腫ができる状態を指します。

◆くも膜下出血
くも膜(外側の層)と軟膜(内側の層)の間に出血が起こる症状をくも膜下出血と言います。


これらの症状は硬膜下血腫や硬膜外血腫が引き起こされることもあり、
更に重大な症状が出ることもあります。


⇒脳出血

一過性脳虚血発作(TIA)

一過性脳虚血発作(TIA)も脳梗塞も、どちらもある日突然起こります。
この2つの違いは「一次的な症状であるか・そうでないか」だけです。

・顔を含む半身にしびれが出る
・片方の目が見えなくなる(一過性黒内症)
・手足に力が入らなくなる
・話したいのに言葉が出なくなったり、人が話していることの内容がわからなくなる
・ろれつがまわらなくなる
・モノが二重に見えるようになる
・めまい
・普段使っている物の使用方法が分からなくなる
・意識障害


これらの症状が、TIAの場合は2分〜2時間程度続きます。(24時間続かないと言われています)

そして最初の症状から一週間以内に再び症状が出ることもありますし、年に数回症状が出る方もいます。

ただし、今までTIAの症状を起こした方の半数の方が、
最初のTIAの症状が出てから一年以内に脳梗塞を発症しています。
ですから、上記のような症状がたとえ1分でも出たとしたらすぐに専門医に相談した方がいいでしょう。

ひどくなってからでは命に関わる病気です。


⇒一過性脳虚血発作(TIA)

椎間板ヘルニア

腰椎に異常が出たら、まず座骨神経痛が出るようになります。

その他には
・歩行困難
・便秘
・尿が出づらい
・腰が曲がりづらい
・腰を曲げるとふくらはぎや太ももにしびれが出る

これらの症状が出るようになります。


⇒椎間板ヘルニア

頚椎症

頸椎症を発症すると手や腕、首にしびれ・痛み・こりが出ます。
これらの症状は下半身にも出ることがあります。

下半身にまで影響が及ぶと
・歩行障害
・直腸障害
・膀胱障害

これらの症状も出るようになります。

更に神経の圧迫が継続している間は、手や指・首・肩にも痛み・しびれが出ます。
この症状は「頚椎症性神経根症」を合併症として発症している為に起こります。


⇒頚椎症

多発性硬化症

◆急性期
副腎皮質ホルモン(ステロイド)を状態によって使用していきますが、
長期使用をすると「大腿骨頭壊死」「胃十二指腸潰瘍」「糖尿病」などの
副作用が出ることがありますので、慎重に使用する必要があります。

◆急性期以降
・リハビリテーション
・対症療法

多発性硬化症(MS)の平均発症年齢は30歳くらいで若い年齢で発症します。
3歳未満、5歳未満、60歳以上の方々も、稀ではありますが発症する可能性はゼロではありません。


⇒多発性硬化症

胸郭出口症候群

・肩こり
・頭痛
・肩甲骨、肩、首の痛み・こり・ハリ
・手の血色の悪さ(蒼白になる)
・むくみ
・手や指の脱力感やしびれ
・手や腕の倦怠感
・吐き気
・首や腕の位置によって、しびれや痛みが出る
・顔に発汗が目立つようになる

症状が進行すると、肩や首を動かす度に痛みがひどくなり、
そして動かすことさえもできなくなってしまいます。


⇒胸郭出口症候群

閉塞性動脈硬化症(ASO)

運動療法、薬物療法、血管内治療、外科的療法が閉塞性動脈硬化症の治療法
として行われます。

◆運動療法
監視下運動療法もしくは在宅運動療法のどちらかを行います。
いずれにしても、毎日続けていくことが大切です。

◆薬物療法
抗血小板薬、末梢血管拡張薬、抗凝固薬を使用します。
閉塞性動脈硬化症を治療するということは、全身の動脈硬化を治療することに繋がりますので、
様々な生活習慣病を防ぐこともできます。

◆血管内治療
バルーン法、アテレクトミー、「ステント」という器具を使った方法の3つがあります。

◆外科的療法
バイパス手術を行います。

また、症状によっては悪玉コレステロール(LDL)を取り除く「血漿交換療法」が行われることもあります。

医師とよく相談の上で治療法を行い、早期改善するようにしましょう。


⇒閉塞性動脈硬化症(ASO)

バージャー病

バージャー病(閉塞性血栓血管炎)は腕、足の動脈に閉塞性の血管炎が起きる病気です。

最悪のケースだと手や足の指・手足を切断することもある恐ろしい病気です。

現在、日本国内にはおよそ1万人ほどのバージャー病患者がいると言われています。
20〜40歳の男性に多く見られる疾患で、女性にはあまり見られない症状です。


⇒バージャー病

坐骨神経痛

・便秘が慢性化している
・ずっと背中に痛みがある
・起床時に腰や背中が痛い
・重いモノを持ち上げる時に、臀部に痛みが走ることがある
・痛みが出ている足に「冷え」が出ている
・くしゃみや咳をすると腰や背中が痛い
・夜になると足に激痛が出る


坐骨神経痛の原因は様々で、上記に挙げた原因の他に腫瘍なども考えられます。
(骨盤内腫瘍、脊髄腫瘍など)

また単純にカルシウム不足のこともありますし、
検査をしないことにはその原因は分かりません。

我慢したり、整体やカイロプラクティックに通い続けるのではなく
(痛みが改善しているのであれば問題ありません)、
原因を特定する為に病院へ行くことはとても大事なことです。


⇒坐骨神経痛

ビタミンB1欠乏症

ビタミンB1を食事でとりきれていない場合に起こる症状です。

◆脚気(かっけ)
・乾性脚気
爪先にチクチクした痛みを感じたり、足の筋肉に萎縮・しびれ・痛み・脱力感が出るようになります。

・湿性脚気
心不全を起こしたり、肺や脚に水が溜まって血圧低下が見られることもあります。
結果、命に関わることもあります。

◆ウェルニッケ脳症
中枢神経に異常が出る症状です。
意識障害、歩行障害、眼球運動麻痺などの症状が出て、コルサコフ症に移行します。

※コルサコフ症って?
過剰な飲酒によって、ビタミンB1が不足する症状です。

「症状」
・つくり話をする
・しびれ
・めまい
・記憶障害
・意識障害(精神錯乱)
・見当識障害
・知能低下など



⇒ビタミンB1欠乏症

神経膠腫

神経膠腫には、「星細胞腫」「稀突起神経膠腫」「上衣腫」の3つがあります。


◆星細胞腫
星状膠細胞にできたガンです。

「症状」
・徐々に強くなる頭痛
・麻痺


症状が徐々に出てくるケースもありますし、一気に悪化するケースも見られます。

◆稀突起神経膠腫
稀突起膠細胞にできたガンです。

「症状」
・痙攣

◆上衣腫
上衣細胞にできたガンです。

上記の他に、
手足のしびれ・言語障害・体のふらつき・てんかん発作・突然の嘔吐などが見られるようになります。

子供の場合は水頭症と呼ばれる脳内に水が溜まる症状が出ることもあります。


⇒神経膠腫

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症になると、まず身体機能が低下します。

・うつ状態と間違えられる(高齢者に見られる症状です)
・錯乱(高齢者に見られる症状です)
・物忘れ(高齢者に見られる症状です)
・声がかすれる
・まぶたなど顔に腫れが出る
・体重の増加
・便秘
・集中力の欠如
・冷え性
・手管症候群(手のしびれ)
・カロチン血症など



⇒甲状腺機能低下症

副甲状腺機能低下症

血中PTH濃度と高カルシウム血症の診断が降りた場合に診断が行われます。
手術をする場合には、
・尿中カルシウム排泄の測定
・腎機能検査
・X線検査
・腎臓の超音波検査
などを行って手術の適否を決定します。

※患者の年齢や、起こしている病気の症状の程度も手術の適否の際に考慮されます。


⇒副甲状腺機能低下症

過換気症候群

・急に息が苦しくなる
・手足にしびれが起きる
・めまい
・頻脈
・動悸
・痙攣
・意識消失
・指の痙攣


過換気症候群は徐々に、あるいは急に呼吸が苦しくなります。
死の恐怖や胸苦しさや不安を伴い、発作は数十分に及ぶこともありますが時間経過と共に軽快します。


⇒過換気症候群

パニック障害

不安に対する脳内の神経系の機能異常が原因です。

パニック障害には3種類の症状があります。
◆パニック発作
・しびれ
・めまい
・呼吸困難
・恐怖感
・動悸、息切れ
・非現実感


◆予期不安
またパニック発作が起きるのではないか、という不安がパニック発作を引き起こすことがある

◆広場恐怖
・飛行機、車、バス、電車など人ごみに恐怖を覚える
・以前、パニック発作が起きた場所を恐れる


パニック発作は、突然起きておよそ30分以内に治まりますが、
症状がひどくなると日常生活に支障をきたすようになります。

パニック障害はれっきとした「病気」です。
まだまだパニック障害に対する認識が低い日本では、
ひとりで悩み苦しんでいる方が多いと考えられています。

治療しないでいると症状が慢性化してしまいます。
薬物療法などで症状がある程度和らぎますから、まずは病院で相談してみましょう。
まだ未成年で、家庭内で治療に対する理解が得られない場合にはNPOなどで相談してみましょう。

パニック障害は治療すれば治ります。


⇒パニック障害

食中毒

食中毒は、外食先や仕出し弁当などだけが原因になる訳ではありません。
家庭においも食中毒になりますが、気づいていないだけのことも多々あるのです。
家庭での食中毒の発生率は、全体の10%にも及びます。

家庭においても、食中毒を発症して重症の場合は死に至るケースもありますから、
以下のことに気をつけて食材に接するようにしましょう。

・新鮮なものを購入する
・家庭での食品の保存に気をつける
・手を洗うなど、食品を触る前には必ず下準備に気を使いましょう
・調理の際に食品に細菌がつかないようにしましょう
・食事の前には手を洗いましょう
・残り物はすぐに冷蔵庫に入れて、少しでもおかしいと思ったらすぐに捨てましょう。


嘔吐や下痢を繰り返す症状が出たら、
できればその嘔吐物を病院に持参して診断を受けるといいと思います。


⇒食中毒

病院での検査費用の目安

◆一過性脳虚血発作(TIA)
◆脳梗塞
◆脳血症

脳ドックでの検査になりますが、自由診療ですので少し費用がかかります。
検査費用はおよそ3万円〜7万円。
もし、脳ドックの検査結果により異常がみられた場合には、保険適用とまります。


◆椎間板ヘルニア
CT検査だけでは病状が分かりづらいので、MRI検査を行います。
クリニックにもよりますが、6千円〜8千円はかかるようです。


◆多発性硬化症
特定疾患に認定されている為、申請をすれば制限を超えない限り治療は無料になります。


◆胸郭出口症候群
MRI検査を行います。
6千円〜8千円はかかります。


◆閉塞性動脈硬化症(ASO)
検査にかかる時間は10分程度で、3割負担で400円程度かかります。


◆バージャー病
厚生省特定疾患に指定されている難病です。
申請をすれば制限を超えない限り治療は無料になります。


◆過換気症候群
3割負担でおよそ3千円〜8,670円
全額負担の場合は、10,000円から28,900円かかります。


◆食中毒
食中毒を調べる際には、2菌種以下だと二千円程度ですが、
一つの菌が追加されるとその都度千円加算されるようです。


これらの費用はあくまで目安です。
自由診療であれば結構差が出ますし、
保険診療においても検査の組み合わせなどによって費用が異なります。


⇒病院での検査費用の目安



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